こんにちは、CURUCURUライターのMEGUMIRAIです。
ラウンドのシーズンがやってきました!今回はラウンドを楽しむにあたって、ゴルフコースで時々耳にする「女性はプレーが遅い」という声の真偽と、スロープレーだと言われないために知っておくと良いことをお届けします。
「女性はプレーが遅い」という一般的な認識は、大きな誤解です。女性ゴルファーの中には非常に速くプレーする方もいれば、男性のグループで時間を要する方もいます。女性は比較的曲がらないのでボール探しの時間が短く、圧倒的に曲げる男性グループよりもプレーは速い事が多いです。スロープレーは性別ではなく、プレーの流れや状況管理に関係しています。
ティグラウンドの選択によってもプレーの速さは変わります。前のティから打つ人は、邪魔にならない、危険にならない場所であることが大前提ですが、次のショットの準備をしておくことで、スムーズな移動とプレーを促進できます。
邪魔になりそうなときは、自分の番が来たら素早くレディースティーに移動しましょう。急いでいる姿勢を見せるだけで、スロープレーにならないよう気にしてるんだなと、好印象となりますよ。
②ホールアウト後のグリーンでの動き
後ろの組の人は、あなたの組が全員ホールアウトしてグリーンから移動し、カートが安全な場所まで移動するのを後ろから見て、待っています。
よくある「遅い」と言われる原因は、ホールアウト後にグリーン上でスコア記入をすることや、カートに乗るまでクラブの片付けに時間がかかりがちなこと。これらの動作は移動しながら、または次のプレーの準備ができた後に行うように心がけましょう。スコア記入はカート内や次のホールへの移動後に。
クラブの出し入れを1回にするのはスマートです!ホールアウト時はしまわずにそのままカートに乗って、次のホールでドライバーを取り出すときに合わせてウェッジやパターをしまうと、効率がよくなります。
➂打つまでの時間と素振り回数
打順が来る前に距離の確認やクラブの選択、素振りを済ませておくことが大切です。
始めはボールのそばまで行かないとわからないかもしれませんが、自分の飛距離やヤード杭から残り距離を想像して、3-4本のクラブを持っていけると良いでしょう。素振りは1回、多くても2回で、毎回同じ回数としましょう。3回以上だと多いという人もいますし、回数を決めることで自身の打つまでの動作・リズムが一定になって(これを「プレショット・ルーティン」と言います)、安定したプレーに繋がりますよ。
練習場で上手く打てるときは、2回も3回も素振りせずに、リラックスしてさっさと打ってますよね?それと同じようにサクサク打てると良い結果につながります。
➂楽しいけれど・・・賭けやゲームによる遅延
オリンピックなど、グリーン上で勝負するゲームを行っている場合、全員のボールがグリーンに乗るまで待つ必要がありますが、これが遅延の原因となることがあります。
後ろの組から「前の組は遅れてるのに、オリンピックなんかやってるから更に遅い」なんて言われかねません。大きく遅れているホールではノーカウントにするなど、状況に応じて柔軟にルールを変更し、スムーズなプレーを心がけましょう。
スロープレー撲滅のためにできること
このように、スロープレーの原因は多岐にわたりますが、予め対策を講じることで、性別に関係なくすべてのゴルファーが快適なラウンドを楽しむことができます。
全員が少し意識を変えるだけで、ゴルフ場での時間がより楽しいものになります。
ゴルフは性別を超えて楽しめるスポーツです。
「女性はプレーが遅い」というステレオタイプを払拭し、効率的で快適なプレーを実現するためのヒントをお伝えしました。
スムーズなプレーは、互いの理解と協力から生まれます。
次回のラウンドでは、これらのポイントを意識して、より良いゴルフライフを楽しみましょう。
それでは、今回も最後までお読みくださり、どうもありがとうございました。した。